5月25日(金)九動では動物が先生です。

九州動物学院には、わんちゃん、ねこちゃんを中心に様々などうぶつたちがいます。九動は、熊本市愛護センター・熊本県愛護センターと連携を取っています。その中でどうしても一般家庭には譲渡されにくい、ハンディキャップを持った動物たちを受け入れています。心に傷を負ったり、体が不自由だったり、1人1人によって状況は違いますが、担当になった学生が、誠心誠意のお付き合いをしています。虐待を受けて人間不信になり人を寄せ付けず、誰かれ構わず噛みついていた犬が、3年たった今、担当の学生の膝の上で寝るようになっています。九動に来た当初は、ゲージの奥で震えていた猫が、1年たった今では、ゲージの前まで出てきて触ってちょうだいと鳴くようになっています。下半身が不自由な子の担当者は、誰よりも早く学校に来て、圧迫による排便・排尿のお世話をしています。それぞれの飼育動物とそれぞれの担当者の数だけドラマがあります。九州動物学院は、真剣に命と向き合う。そんな学校です。オープンキャンパスでは、飼育室見学も実施しています。みなさんも是非、ドラマを持った飼育動物たちに会いに来て下さいね。