5月27日(木)熊本市と協定を締結しました。

熊本市と九州動物学院は26日、九州動物学院を災害時のペット同伴避難所として使用する協定を締結しました。德田学院長の10年来の想いがやっと形になりました。2011年東日本大震災の時に、視察に行かれた德田学院長は、人命優先という勝手な理由で、ゲージに入れられたまま・鎖に繋がれたままで亡くなっている多数の動物たちを目の当たりにして愕然とされました。災害時に飼い主さんとペットは一緒にいなければいけない!一緒に避難できる場所の確保が必要だ!そこで、熊本に帰られた德田学院長は、当時建設予定だった竜之介動物病院と九州動物学院が併設された竜之介動物医療センタービルに大きく手を入れて、災害時に飼い主さんとペットが一緒に同じ場所で避難できる(同伴避難所)の開設可能なビルに設計を変更されました。德田学院長の想いがこもった竜之介動物医療センタービルは2013年9月1日にオープンしました。オープンの挨拶で德田学院長は災害時の動物同伴避難所開設可能な竜之介動物医療センタービルの存在について熱く語られました。しかし、熊本に大きな災害は起きないと誰もが高を括り油断していた2016年4月14日に熊本地震が発生しました。いち早く、德田学院長は、3・4階部分の九州動物学院のスペースを動物同伴避難所として、動物を抱えて行き場所を失った飼い主さんに開放しました。23日間動物同伴避難所は運営され、その後、テレビ、新聞等の各メデイア・国の監督官庁の方々が德田学院長に動物同伴避難所の運営について取材・聞き取りをされました。熊本地震から5年が経過しました。紆余曲折ありました。そして、今回の協定終結に至りました。まだまだこれからです。九州動物学院は德田学院長の熱き想いと共に、動物同伴避難所開設が当たり前の国になるまで頑張ってまいります!