9月2日(水)豪雨災害ボランティア第3陣を派遣しました。
九動では、教頭の髙木先生をリーダーとして、豪雨災害ボランティアの第3陣を派遣しました。第3陣は、今までと状況も変わり、仮設住宅の入居も始まったことから現地の炊き出しと手作りしたお弁当を自宅避難者宅に届ける支援をされている「ひまわり亭」にて活動しました。その後、山江村仮設住宅を訪問し、仮設住宅に飼い主さんと避難しているワンちゃんのトリミングを行いました。最初に活動した「ひまわり亭」さんでは、オーナーの本田節さんが、自らも被災した4日後の7月8日からお弁当を届けられており、当日も150食配達され、延べ1万食を提供されております。「命の食」「一物全体」野菜や小魚は根から骨まですべてを使い切る重要性や五味、五色、五法の説明があり、世界ユネスコ食文化に登録されている「日本食」の素晴らしさに、参加した学生諸君も気づかされたようでした!また、ひまわり亭さんでは、お店のトレードマークのきじ馬が洪水で八代海まで流されましたが、偶然に漁師さんが見つけて、なんと、お店に無事戻ってきた「ど根性きじ馬」「奇跡のきじ馬」がありました。オーナーの本田節さんの情熱を表しているエピソードだと感じました。お弁当を配達する中で川沿いの被災住宅が数件見えました。1階部分にはまだ泥が入り込んでおり、電気も来ていない状況で復旧には時間と人手がかかると思われます。山江村中央グランド仮設住宅を訪問しました。この地区には25世帯55人が入居されており、横谷さんの愛犬ダイちゃんをトリミングしました。お風呂場を借りてのトリミングとなりました。50日ぶりのトリミングで、良い香りになり、喜んでいるみたい!愛犬の喜んでる姿を見て、「私たちもお蔭さまで、また元気を取り戻せそうだ!」と感謝のお声を頂き、德田竜之介学院長が言われる「ペットは社会の一員」という言葉の深さを実感しました。飼い主さんが元気ならペットも元気!ペットが元気なら飼い主さんも元気!飼い主さんもペットも両方を支援しなければならない重要性を実感した第3弾ボランティア活動になりました。今回も色々な経験をした九動ボランティアの学生たち。今日も心の貯金がたくさん出来ましたね!お疲れ様でした!