8月8日(土)豪雨災害ボランティア第2陣球磨村で活動しました。
九動では、教頭の髙木先生をリーダーとして、豪雨災害ボランティアの第2陣を派遣しました。今回は、被害の大きかった球磨村神瀬地区で活動しました。まず、最初に、動物避難所がある多良木高校を視察しました。現状を見て、今必要なもの、今後必要なものなど学生それぞれに考えたようです。動物同行・同伴避難に向けての啓蒙活動の必要性を改めて実感しました。午後から球磨村に入りました。人吉から球磨村への道中、テレビの画面越しに見た光景も、実際に、自分の目で視て、感じるのでは全く違う事に気づかされました!あまりの惨状に心が震えました。今はバーチャルリアリティーがもてはやされていますが、「実際に己の目で見て、肌で感じないと、本当の事はわからない!」と、德田竜之介学院長がよくおっしゃいます。まさに自分で体験しないと本質は理解できないと改めて感じました。動物病院併設で実習が多い九州動物学院を德田学院長がつくられた意味の一端を理解しました。リアルに体験・経験することで、そこからの考え方や行動が変わってくると思います。ボランティア活動も同じです。今回は家の中に入り込んだ泥の撤去作業のお手伝いをしました。水をたっぷりと含み粘土状になった泥の重いこと!見た目以上です。匂いも強烈です!やってみないとわからないものです。村の長老の方と休憩中にお話しをしました。昔の方は粘り強いので、年老いたおじいちゃんとおばあちゃんがお二人で何日もかけて泥を撤去されるそうです。それを1日でやってもらえてありがたい!と「ありがとうございました!」最後のおばあちゃんの笑顔が忘れられないボランテイア体験となりました。体はヘトヘトで重いのに、なぜか心は軽い不思議な感じなのです。学生諸君も疲れているはずなのに、困っている人のために身を粉にして黙々と作業する。終わった後も、「良かったですね!楽しかったですね!」と笑顔で言える九動の学生諸君を誇りに思います。今日も心の貯金がたくさんできましたね!九州動物学院は、そんな若者を育む学校でありたいと思っています!皆さん!ボランティア活動お疲れ様でした!