海外研修

日本を飛び出し、世界の動物業界を見学!

オーストラリア、シンガポールまたはイギリスで、海外の動物先進国の動物事情を見聞し、視野を広げ、自分の「これから」を見つめ直すきっかけを作ります。
この海外研修を通して、世界と日本の動物業界の違いを感じて、人間の命と動物の命の価値が同じではない日本の動物業界の現場をよりよい状態に、改革していける人材を育成したいと考えています。

(2018年度 イギリス研修)

(2019年度 イギリス研修)

(2021年度 国内研修 阿蘇ファームスティ)

(2022年度 国内研修 阿蘇ファームスティ)

(2023年度 国内研修 阿蘇ファームステイ・元気の森かじか)

研修内容

2015年度・2016年度は、イギリスのロンドンで8日間の海外研修を行いました。動物園での研修や体験レッスン、動物病院の視察や王立動物虐待防止協会での研修、ロンドンの市内観光を行い、海外の文化にも触れ見聞を広めることができる有意義な研修でした。

2017年度は、キング・オブ・ズーと言われているシンガポール動物園を中心とした関連4施設をじっくり視察して、これからの動物園の在り方、動物施設の見せ方、運営の仕方など学びました。

2018年度も、イギリスのロンドン・コッツウオルズ地方で8日間の海外研修を行いました。ファームステイを中心に、世界最古の動物福祉・愛護団体であるRSPCA(英国動物虐待防止協会)の本部と現場の施設見学、動物看護師を育成する英国の専門学校との交流会、ロンドン動物園の半日自由見学等、動物先進国の現状を視察することで今後の日本の動物業界の在り方についてじっくり考える良い機会となりました。

2019年度も、イギリスのロンドン・コッツウオルズ地方で8日間の海外研修を行いました。プログラム的にはファームステイを長くして、地元の方とのふれあいを深めました。最終日の上海で台風接近のため飛行機が欠航するハプニングがあり、実質的には1日長い9日間の海外研修となりました。

2020年度・2021年度の海外研修は新型コロナウイルスのために、中止となりました。海外研修は九動の大切な教育プログラムのひとつです。断腸の思いでの德田学院長の決断となりました。

2021年度は、中止になった海外研修の代わりに、10月7日~10月12日の5泊6日の国内研修を国立阿蘇青少年交流の家を拠点に「南小国ファームスティ」と合わせて行いました。德田学院長が、本来は、海外研修で培う団体行動・他人を思いやる精神(九動スピリット)を学んでもらいたいと発案されました。合宿のテーマは「チームワークと利他の精神・自然と食への感謝」です。チームワークと利他の精神は、九動スピリットの根幹です。組織や社会の中で自分がやりたいことを優先させるのではなく、今、自分がやるべきこと、できることを考えて行動する!他人のために汗を流す!それを言われなくても自分で進んでやれることが大切です。また、九州動物学院の院訓は「敬天尊命」です。天を敬い、命を尊ぶ。命を育む大自然と食への感謝にもつながります。すべてに感謝する心が基本です。そこで、熊本が世界に誇る大阿蘇に抱かれて自然への感謝、ファームで農作業に従事しながら、命を育む食への感謝を学生諸君に、改めて認識してもらうためにプログラムされました。5泊6日という長丁場でしたが、最後までチーム一丸となって励まし合って乗り切りました。

2022年度も、中止になった海外研修の代わりに、11月7日~11月12日の5泊6日の国内研修を国立阿蘇青少年交流の家を拠点に「南小国ファームスティ」と合わせて行いました。チームワークと利他の精神を根幹として「九動スピリット」をしっかりと体験してもらいました。今回3回目を迎えた国内研修も充実したプログラムになってきました。

2023年度も、中止になった海外研修の代わりに、10月29日から11月3日までの5泊6日の国内研修を国立阿蘇青少年交流の家と美里町元気の森かじかを拠点に「南小国ファームステイ」と合わせて行いました。今回は、コロナ禍で行われた3年間の国内研修の集大成的な日程で盛りだくさんの内容となりました。最後に、日本一の石段登りに挑戦して九動に戻ってきました。石段登りではチーム一丸となってゴールを目指しました。流石!九動生!よく頑張りました。

前の記事

ごあいさつ

次の記事

就職状況